さんぽ

レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』を読み、冬だからって家の中にいてばかりじゃダメだと大いに反省し、子どもを連れて外に出た。

正月とは思えない暖かさ。最近見つけた散歩コースを歩く。家のすぐ前にあるのに、2年近く住んでいてまったく知らなかった道。いかに余裕のない日々だったかを思い知らされる。

畑があり、古いお墓があり、斜面の上にはとうてい人が踏み入れないほどの藪がある。昼間なのにタヌキがのんびり歩いていた。この道を抜けた奥には古い町営住宅があって、敷地内にヒノキの小さな林がある。静かで落ち着く場所だ。

一時間ほどかけてゆっくり散策し、夕陽を見ながら帰った。

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