daichis2012-01-05

今日から平常運転です。
帰省中は暇だったので譜面起こしが捗りました。五線譜をタブ譜に起こしなおす作業です。
げにギター弾きにとって五線譜はやっかいな存在です。それはギターが異弦同音をもつ楽器だからです。
ピアノなら譜面上に書いてある音を出す鍵はひとつです。しかしギターは同じ音高の出るポジションが複数あります。例えばドの音符(C5)が書いてあると、少なくとも2,3,4弦の3箇所に同じ音があり、そのうちどのポジションを使うかは前後の流れ、あるいは求める音のトーンによって奏者が自分で決定しなければならない。慣れれば譜面を見ただけで大体わかるようになってきますが、それまでが大変。実際にギターで音を出しながらひとつずつ確認していくしかありません。
タブ譜はギターに特化した便利な楽譜なので、クラシックなど一部のジャンル以外では完全に五線譜に取って代わりました。一生五線譜を読まずにすむならそうしたいところですが、なかなかそうもいかないのでね・・・。