大阪府に続いて大阪市でも君が代条例成立しました。貴重な税金を使って議会でなに遊んでるんすか。卒業式の合唱で先生が立ってようが座ってようが僕ら市民の生活にはなんも関係あらへんですわ。偏向教育の弊害ですか?「教育とは強制である」と言い切ったハシシタさんの言うことやおまへんなあ。
すんまへん、エセ大阪人なので大阪弁は下手です。
僕はいわゆる「国歌斉唱」で起立したことのない人間ですが、最近はこの日本一不幸な歌を、ただの一個の「うた」として聴いてみようと思うようになりました。
「君」を君主と解釈しなければ愁いを帯びた美しい詞ではないですか。楽曲に対する評価は難しいですが、この旋律をギターで様々なリズムや表現力を用いて演奏してみるとなかなか悪くない。
これは古い雅楽の旋法らしいです。つまりモードです。これにドイツ人だかが無理やり和声をつけた。あのアレンジはいただけないですね。単旋律のほうがよほど美しいです。しかし「国歌」として演奏されるときは必ず和声が付けられることになっているようです。
ちなみに君が代は音楽の教科書に必ず載っていますが、この曲だけ4分音符=69と厳格にテンポ指定されています(通常は幅をもたせた指定)。
何でもかんでも強制。強制しないと愛されない歌だと思ってるんでしょう。ほんとに不幸な歌ですね。